イラスト作家をはじめた理由

当サイトをご覧いただき誠にありがとうございます!!

イラスト作家Ruiです

皆様お変わりありませんか(´・ω・)
今日は寒くて長袖の服を着ました(;'∀')
朝とお昼の寒暖差に、服装もオロオロします
体調を崩さないようにしないと、と思う毎日です

本日のブログですが
「なんでイラスト作家活動をしているの?」
「一体どういうきっかけで始めたの?」
などなどご質問を頂くことが多いので
せっかくなので、今回は「イラスト作家活動を始めた理由」について語りたいと思います
長文になりますがご了承くださいm(__)m

私は単に絵が好きだからという理由で始めたわけではありません

当サイトにも書いている通り、私は「いじめ、不登校、ひきこもり」を経験しています
そのひきこもりの時に、この活動を始めました

ひきこもる前は社会人として働いていました
しかし、仕事の容量が悪く、また覚えが悪い自分
職場でのいじめや人間関係に悩む日々
転職もしましたが、行く先々で待っていたのは同じ悩み

「どうして覚えられないの?日本語わかる?」
「覚えられないんだったらメモすんな!!」
「あのパートのおばちゃんは1か月で仕事覚えたのに、なんであんたは仕事覚えられへんの?」
「あんた箱入り娘やろ?努力なんてしなことないやろ」

書いたらきりがないですが、毎日職場の方からの言葉に疲れ、ついに私の心の中で爆発しました

なにより、昔アルバイトしたところから言われた言葉が着火剤になったと思います
それは退職願いを言った時に職場の方から言われた言葉です

「仕事辞めたい?そろそろいうと思った。
あなたのような頭が良くて大学卒業しても容量の悪い子と、短大卒業でバカだけど容量の良い子がいたとします。
さて、社会はどちらを必要とするでしょうか?
そうです!短大卒業でバカだけど容量の良い子を社会は必要とします。だから・・・
あなたのような人は社会の誰からも必要とされないから(笑)」

あぁ・・・やっぱり私はバイト先で言われた通り社会から必要とされないんだ・・・
ここの職場の人にも「覚えられないから仕事辞めて別の所に行っても、続かないから」と言われた・・・
もういい・・・
もういい・・・!!

ひきこもってやるよ!!!


仕事を辞めて、私は遺影に引きこもりました
社会から必要とされない自分はもう生きていく価値もない
生きていく目標もない
この先の人生どうしたらいいの
ただお菓子、菓子パンを買いこみ、毎日テレビを観て馬鹿笑いし、そんな自分に泣きました
泣いて叫んで自暴自棄になり、部屋で暴れる毎日
親にも暴言を吐きまくりでした








写真はその時の1枚です
自分が必要物は壊さず置いていましたが、写真に写っている椅子とかはもう壊れて家にありません

私が小さいころから好きだった絵も、心のはけ口になっていました
その一枚を載せさせていただきますが、閲覧注意です













今の自分を誰か助けて、その想いで描きなぐった1枚です
絵は私の気持ちを全て吐き出せたので、このときとても辛くなるような絵ばかり描いていました

毎日死にたい死にたいといって
窓から飛び降りようとしたり
橋に行って、川に飛び込もうとしました

しかし、死ぬ勇気も無く死ねませんでした
なにより、我が家のうさちゃん、わんちゃんを置いて死ぬことはできませんでした
また、私は小さいころからアニメ、漫画が好きで、この時期も観ていたアニメの続きがきになり、そのことも死を留めるきっかけになりました

そんな日々の中、私は思いました

「どうせ死ぬのなら、誰かの役に立ってから死のう」

そう想い、自身と同じような「いじめ、不登校、ひきこもり」で辛い想いをされているかたに何か役に立てばと、スケッチブックに絵と話を描きました
我が家のうさちゃんりょうま君、モネ君、愛犬のうめちゃんをモデルに、「うさぎのりょうま、モネ」愛犬の「犬のうめばあちゃん」が登場する話
自分と同じように、頑張っている自分を責めいている人がいると思い、もう自分を責めなくてもいいんだよ、だいじょうぶだよというメッセージをこめて・・・

そして、それを紙芝居風に朗読し、動画を撮りました
世界中のかたがご覧になれるようにと、YouTubeに投稿しました
(2014年3月22日にYouTubeに投稿したのですが、そのアカウントを誤って削除してしまい、現在のアカウントに再投稿しています)

それが「大丈夫だよ。」という作品です












この動画をご覧いただいた、母の知り合いの自費出版の会社の社長が、「この作品を絵本にしては?」とご提案してくださり、2015年7月1日絵本第1弾「だいじょうぶだよ。」を自費出版しました
この出版にあたり、社長から「作家名は何にしますか?」と聞かれました
私は「絵本作家・・・なんかしっくりこない・・・絵も自分で描けるし、そうだ!イラスト作家!これがいい!!」

「イラスト作家Rui」として、活動を始めた瞬間でした

その後、2017年9月1日絵本第2弾「わすれないよ。」を自費出版し、それ以降も絵本を出版し続けています
また2018年6月から講演活動を開始
2020年には、個展を開催しました

少しずつ少しずつ、自身の活動を行い、自分の経験、想いを発信しています

いじめ、不登校、ひきこもりで辛い想いをされている方の心の支えになれる作品を、これからも描いていきます

めっちゃ長文になりましたが

要するに、私がこの活動を始めた理由は
自分がこれらの経験ですごくしんどく悲しい思いをしたから
共感してくれる方が少なかったから
ただ自分の好きな絵、好きなうさちゃんと愛犬たちが登場する、自身の経験に基づいた話を通して
命を絶つ前に、何かお役に立ちたいという想いから始めたものです

来月でイラスト作家活動を始めて8年目
ふりかえれば
自分がここまで立ち直れたのは、やっぱり自分一人の力じゃない
出会った方々のおかげです
心から支えてくださる皆様
応援してくださる皆様のおかげです

皆様、本当にありがとうございます・・・!!!


こんな人でも、生きてきてるんだと思ってもらえれば嬉しいです
活動を通して、なにかお役に立てられると幸いです

長文にも関わらず、最後までご覧いただき誠にありがとうございます<(_ _)>

それでは!




    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です